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HMEP-HITH - Open Cross Class (OCC)
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Open Cross Class
日本のグローカル医学教育の最先端をゆく国際系医療者による課外授業
(後援:東海大学医学部)
※HMEP登録医学部の学生のみ参加が可能です。
2024年度 Open Cross Class
Zoom 開講
第1回 4月13日(土)
第一講義 12:30-14:00(日本時間)
"Exploring the Pathophysiological and Clinical Underpinnings of the Electrocardiogram: The Journey of a Single Rhythm Strip"
香坂 俊 先生
(慶應義塾大学 循環器内科 准教授、同 医療科学系大学院 Program Director)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
"How to study English"
小林 恵一 先生
(ハワイ大学内科、聖ルカクリニック院長、神戸大学医学部臨床教授 (Retired)、東海大学医学部客員教授)
第2回 4月27日(土)
第一講義 12:30-14:00(日本時間)
" Introduction to clinical infectious diseases with a live medical interviews "
矢野 晴美 先生
(国際医療福祉大学 国際医療者教育学 / 感染症学 教授)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
"Introduction to American Medicine and Behavioral Sciences: for the USMLE and Beyond"
高垣 堅太郎 先生
(山梨大学医学部解剖学講座学部内准教授)
第3回 5月11日(土)
第一講義 12:30-14:00(日本時間)
"Compassionate End-of-life Care Act in the U.S."
パーネル 美紀 先生
(UCI Health Susan Samueli Integrative Health Institute)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
黒川 清 先生
(政策研究大学院大学名誉教授、東京大学名誉教授、東海大学特別栄誉教授)
第4回 6月1日(土)
第一講義 12:30-14:00(日本時間)
徳田 安春 先生
(群星沖縄臨床研修センター)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
"集中治療の基礎知識〜バイタルサインを考える"
加藤 良太朗 先生
(板橋中央総合病院 病院長)
第5回 6月15日(土)
第一講義 12:30-14:00(日本時間)
"The Fundamentals of Medical Oncology"
山内 照夫 先生
(ハワイ大学がんセンタートランスレーショナル・臨床研究プログラム、教授)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
山内 英子 先生
(University of Hawai’i Cancer Center)
第6回 9月7日(土)
第一講義 12:30-14:00(日本時間)
内山 良 先生
(University of Hawai’i Cancer Center)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
坂口 公太 先生
(島根大学医学部附属病院総合診療医センター助教)
第7回 9月28日(土)
第一講義 12:30-14:00(日本時間)
樋口 雅也 先生
(Harvard Medical School / Massachusetts General Hospital)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
佐々江 龍一郎 先生
(NTT 東日本関東病院)
第8回 10月12日(土)
第一講義 12:30-14:00(日本時間)
"OET Mastery: Essential Strategies for Medical English Success"
押味 貴之 先生
(国際医療福祉大学医学部 医学教育統括センター 教授)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
三好 智子 先生
(岡山大学学術研究院医歯薬学域(医)総合内科学 くらしき総合診療医学教育講座 准教授)
第9回 10月26日(土)
第一講義 12:30-14:00(日本時間)
和足 孝之 先生
(京都大学医学部附属病院総合臨床教育・研修センター 准教授)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
伊藤 真次 先生
(久道医院 院長)
第10回 11月9日(土)
第一講義 12:30-14:00(日本時間)
蒲 章則 先生
(群馬大学WHO協力センター)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
"Building an effective problem representation to boost your clinical reasoning skills"
野木 真将 先生
(クイーンズメディカルセンター ホスピタリスト)
第11回 11月23日(土)
第一講義 12:30-14:00(日本時間)
松下 達彦 先生
(玉川病院 総合内科)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
"Near Death Experiences and Consciousness "
Joel Branch 先生
(Yao Tokushukai General Hospital, Osaka)
第12回 12月14日(土)
【特別企画】
12月14日の2講義は、愛知県長久手市の日本介助犬協会「シンシアの丘」からハイブリッドで実施する予定です。インタラクティブな講義を予定しております。
第一講義 12:30-14:00(日本時間)
"犬と共に楽しくリハビリテーション ~介助犬・Dog Intervention (動物介在療法)~ "
高柳 友子 先生
(社会福祉法人 日本介助犬協会)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
"Pet Loss and Pet Therapy at the End of Life "
森田 亜紀 先生
(グリーフ&ブリーブメント研究所)
第13回 12月28日(土)
第一講義 12:30-14:00(日本時間)
"Taking a good patient history in English"
Gautum Deshpande 先生
(順天堂大学、総合診療科、特任教授)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
金城 紀与史 先生
(琉球大学医学部)
第14回 1月11日(土)
第一講義 12:30-14:00(日本時間)
岩田 健太郎 先生
(神戸大学病院 感染症内科 教授/診療科長)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
矢田 圭吾 先生
(聖路加国際病院小児外科 副医長)
第15回 1月25日(土)
第一講義 12:30-14:00(日本時間)
"(仮)Navigating Medical English Dialogues: Communicating with Confidence"
ビークロフト三枝 絵美 先生
(ハワイ大学 外科・国際医療医学オフィス)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
"Words of wisdom which may change your future/career"
町 淳二 先生
(ハワイ大学 外科教授・国際医療医学オフィス・ディレクター)
第1回 4月13日(土)
第一講義 12:30 - 14:00 (日本時間)
"Exploring the Pathophysiological and Clinical Underpinnings of the Electrocardiogram: The Journey of a Single Rhythm Strip"
香坂 俊 先生
慶應義塾大学 循環器内科 准教授
同 医療科学系大学院 Program Director
The electrocardiogram (ECG) stands as a cornerstone diagnostic tool in the field of cardiology. This session aims to delve into the formation of ECG waves, the heart's anatomical and physiological background, and the clinical significance of ECG interpretation. The lecture will be conducted in straightforward and simple English, making it accessible to all attendees regardless of their prior knowledge in the subject.
講師略歴
1997 慶応義塾大学医学部卒
1997-1999 在横須賀米軍病院 ・ 国立国際医療センター
1999-2008 Columbia University 内科 Resident /Chief Resident
Baylor College of Medicine 循環器内科 Fellow
Columbia University 循環器内科 Faculty
2008 以降 慶応義塾大学病院 循環器内科 Faculty
* - 防衛医科大学 ・ 東京医科歯科大学 非常勤講師
* - 東京大学医学系大学院医療品質評価学講座 特任研究員
* - 日本医療開発機構(AMED) Program Officer ・ 評価委員
* - Stanford 大学循環器内科 訪問研究員
免許・資格
2003 総合内科専門医 (American Board of Internal Medicine)
2006 循環器内科専門医 (American Board of Internal Medicine)
心臓核医学専門医 (American Society of Nuclear Cardiology)
心臓エコー専門医 (American Society of Echocardiogram)
心臓移植専門医 (United Network for Organ Sharing)
賞罰
2006 米国循環器内科学会(ACC) Young Investigator Award
2011 日本循環器内科学会 高安賞
2012 慶応義塾大学医学部 Best Teacher Award
2018 日本循環器内科学会 臨床研究奨励賞
2019 慶應義塾大学医学部 北島賞
学術活動
日本循環器学会(教育研修委員会、IT/データベース委員会、ガイドライン委員会)
日本心血管インターベンション学会(監事、レジストリー実務委員会委員長)
日本冠疾患学会(理事)
学術著書
「極論で語る循環器内科(丸善)」・「循環器急性期診療(MEDSI)」等
香坂 俊 先生が公開されているYouTube動画はこちらです。
2020年 慶應義塾大学循環器内科 医局説明会:臨床研究
第1回 4月13日(土)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
How to study English
小林 恵一 先生
ハワイ大学内科、聖ルカクリニック院長、神戸大学医学部臨床教授 (Retired)、東海大学医学部客員教授
医学英語の導入講義、どの程度の英語力がアメリカの臨床現場で必要か映像を見ながら体験してみる。また、日本にいながら高度な英語力をつける簡単で効果的な秘策を伝授。
講師紹介文
東京大学文学部西洋史学科卒、神戸大学医学部卒、神戸大学医学部臨床教授引退、東海大学医学部客員教授。ハワイ大学内科、聖ルカクリニック院長。
小林先生は長年ハワイ州ホノルル市で開業医として多くのハワイ在住日本人および観光客の診療に貢献されておられます。その様なご多忙な中で、日本人留学生の臨床指導にご尽力いただくとともに、HMEPのオンライン英語教材をご提供いただいております。是非、HMEPオンライン教材で学ぶとともに、HMEP Open Cross Classにも御参加下さい。
小林恵一先生の「JrSr 未来の医師への贈り物」YouTube動画はこちらです。
第2回 4月27日(土)
第一講義 12:30 - 14:00 (日本時間)
Introduction to clinical infectious diseases with a live medical interviews
矢野 晴美 先生
国際医療福祉大学 国際医療者教育学 / 感染症学 教授
講義紹介文
Outline of the session
At the end of the session,
You will be able
1. To understand and explain the significance of medical encounters in making accurate diagnoses.
2. To understand and explain how basic science courses are applied in clinical practice.
In this session, you will experience a simulated patient encounter in English and you will think about the pathophysiology of the patient. Breakout small group discussions will be held to promote your participation and understanding.
講師略歴
岡山大学医学部卒業後、渡米し、Mount Sinai Beth Israel内科レジデント、University of Texas-Houston感染症科フェロー、Southern Illinoi Universityアシスタントプロフェッサー、自治医科大学准教授、筑波大学教授を経て現職。公衆衛生学修士 MPH(Johns Hopkins 大学)、医療者教育学修士 MHPE(Maastricht大学)。英国熱帯医学専門医 DTM&H (London School of Hygiene and Tropical Medicine)、 東京2020大会組織委員会理事。欧州医学教育学会生涯教育委員会幹事。日本医学教育学会理事。2023年4月より米国内科学会 ACP日本支部長。
主な著書
「絶対わかる抗菌薬はじめの一歩」(羊土社)
「感染症まるごとこの一冊」(南山堂)
受賞歴
1998年 Travel Award, Hospital Epidemiology and Infection Control course (米国)
2013年 Best abstract for poster presentation アジアパシフィック医学教育学会 (APMEC)
2016年 Volunteerism Award 2016 (感染症診療と教育活動)米国内科学会ACP日本支部
2016年 医学群4年生ベストティーチャー賞 (ノミネート) 筑波大学医学医療系
2017年 医学群4 年生/6年生ベストティーチャー賞 (ノミネート) 筑波大学医学医療系
2018年 Best abstract for poster presentation アジアパシフィック医学教育学会 (APMEC)
2018年 Contribution Award 2018米国内科学会ACP日本支部
2018年 Letter of Appreciation 韓国外科感染症学会 (KSIS)
2019年 感謝状 第28回日本有病者歯科医療学会総会・第39回日本歯科薬物療法学会総会
2019年 Plaque of Appreciation 韓国医学教育学会 KSME
2019年 Certificate of Appreciation, 31st Japanese Society of Hepato-Biliary-Pancreatic Surgery
2021年Volunteerism Award 2021(新型コロナウイルス感染対策)
米国内科学会ACP日本支部
2021年 Certificate of Appreciation, Women of Medicine Month 2021 受賞
米国内科学会 2021 女性医師賞
2021年 感謝状 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
橋本聖子会長
2022年 医学群4年生ベストティーチャー賞 (ノミネート) 筑波大学医学医療系
2022年度 国際医療福祉大学成田キャンパス
グッドティーチング賞 (医学部3年次科目責任者:症候と臨床推論)
矢野先生の「JrSr 未来の医師への贈り物(熱病に情熱)」YouTube動画はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=f-ejSWIlfik
第2回 4月27日(土)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
Introduction to American Medicine and Behavioral Sciences: for the USMLE and Beyond
高垣 堅太郎 先生
山梨大学医学部解剖学講座学部内准教授
講義紹介
This lecture will be given in clearly-enunciated English with Japanese explanations as necessary. Please feel free to ask questions at any time.
In the first part of this lecture, I will give an overview of the fundamental differences between the English and Japanese languages, especially as relates to 医学英語 , foundational medical knowledge, and medical terminology.
Next, I will introduce the USMLE, and also speak about NBME "shelf exams."
The NBME creates and operates the USMLE, and also provides "shelf exams" which are used commonly in US medical schools as summative evaluations. These shelf exams are now available in Japan through HMEP. I will argue that studying deeply for the USMLE / NBME examinations can serve as a vehicle to solidify the general background knowledge (基礎医学的教養・知識) necessary to function as a physician or physician scientist on the global stage.
In the last part, I will provide an overview of "Behavioral Sciences" as it is implemented in standard US curricula and the USMLEs. This is an area where American and Japanese medical education diverge greatly, and it is also a common pain point for Japanese students studying for the USMLEs. I plan to discuss and answer some USMLE-style questions, as time permits, and briefly introduce some high-yield topics such as substance abuse, epidemiology, sexual medicine, and the US medical system.
講師紹介
高垣先生はアメリカのケンブリッジ出身で、日本で小学校高学年から大学まですごし、東京大学で農学(農芸化学)を学びました。
大学院は脳科学を修めるためにGeorgetown University School of MedicineのMD/PhDプログラムにわたり、Armar and Umeko Strauss Scholar (給費特待生) としてMDとpreliminary internship を経て Virgina State License取得、そして脳神経科学のPhDを取得しています (細胞ネットワークによる活動パターンの光学イメージングと熱力学的population 解析)。PhD期間は博士研究に加え、NIHに出入りしてサルのneuropsychology(高次行動機能解剖学)と脳外科手術、高磁場MRIによる麻酔下齧歯類イメージングの修行をしました。MD期間中は小児神経内科の研究医と実験医学(大動物)を目指し、実習•内科研修は神経内科•脳波、小児専門各科、麻酔科、内科ICUを中心にブロックを埋め、MGH (pediatric neurology)とUCSF (pediatric gastroenterology)でsubinternship を行いました。貪欲に臨床に携わり病棟で寝起きしながらアテンディングやチーフに無理を言って数ヶ月にわたる担当患者を何人も受け持ち、小児を含め3人の看取りを担当し、症例報告(成人脳波、小児消化器)、縦断脳波研究(自閉症の脳波による発症予測)などをfirst authorとして上梓しました。
その後PIになる機会をドイツで31歳の時に得、小児神経内科に進む予定を断念し、10年ほどドイツで行動神経生理学の研究を齧歯類などで実施して(長期低侵襲multiparallel神経細胞記録)、Humboldt Foundation Fellowとして医学ドイツ語C1を取得し、ドイツのLeibniz Institut für Neurologie Magdeburgでgroup leaderとして働き、3件の国際特許を申請しました。
3年前に日本に帰国して徳島大学付属農場で実験ブタ飼養 • 麻酔管理 • 先端畜産学を学び、現在山梨大学医学部で教鞭をとりつつ実験ブタを用いたライフスパン生理学・忘却の神経生理学の研究を進めています。HMEPでは、NBMEのExecutive Chief Proctorとして、HMEPの模試プロジェクトをリードしています。
高垣先生の「JrSr 未来の医師への贈り物」YouTube動画はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=rbjgPHR9nKc
第3回 5月11日(土)
第一講義 12:30 - 14:00 (日本時間)
Compassionate End-of-life Care Act in the U.S.
パーネル 美紀 先生
UCI Health Susan Samueli Integrative Health Institute
講義紹介文
終末期の助かる見込みのない患者さんの苦痛ケアのサポートシステムについて理解を深め:倫理的、法律的、医学的な面から色々な国の取り組みについて学ぶ。緩和ケアで対応できない苦痛について、苦しみを終わらせたい患者さんの権利と、国や地域別の倫理的法的サポート、医療従事者の役割などについて理解を深め、今後の課題について学考える。
講師紹介文
講師:パネール美紀先生
統合医療専門医。カリフォルニア大学アーバイン校で個人に合った精密医療(Personalized Precision Medicine) の臨床と統合医療フェローシッププログラムの立ち上げに携わる。患者さん一人一人の幸せで充実した人生をサポートする医療、公平に地球の全ての命が幸せでヘルシーでいられるための医療を、私たちが共に学び、共に創造していけると良いなと思っています。この講座は安楽死を促進するものではありません。患者さんの全ての苦しみを緩和できない現在の医療において、思いやりを持って、合法的で倫理的なベストの方法を考えることができるようになるための学び、きっかけになれば良いなと思っています。
パーネル美紀先生の「JrSr 未来の医師への贈り物」YouTubeインタビュー動画はこちらです。是非ご覧ください。
第3回 5月11日(土)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
(仮)「あなたたちの挑戦」
黒川 清 先生
東京大学・政策研究大学院大学名誉教授、東海大学特別栄誉教授
講義紹介文
“ジャパン・アズ・ナンバーワン”と言われていた日本の課題は何か?高等教育の目的、医学教育の課題は何か?先進国ではどんな変化が起こっているのか?日本の医学教育の課題はなんだろう?何ができるだろうか?皆んなで考えてみよう。
講師紹介文
黒川先生は、今世紀もっとも日本の医学会を牽引された方のお一人です。
東京大学医学部卒業後、インターン、第一内科で大学院修了・博士号を取得し、虎ノ門病院勤務、東大助手の後1969年渡米。ペンシルバニア大医学部生化学で2年の「ポスドク」、その後はUCLAでAssist Prof、 南カリフォルニア大学Assoc Professor、さらにUCLAと「転戦」 ののち、UCLA 内科教授を勤めたのち、1983年に母校の東大医学部第四内科Associate Professor の後、1989 年に東大第一内科教授、1996年7月からは東海大学医学部長で教育・研究・診療の3つの視点から改革を進められました。
日本内科学会、日本腎臓学会、国際腎臓学会の理事長、国際内科学会会議会長、ACP(American College of Physicians)の歴史初の海外支部となる日本支部を開設、の初代支部長 などの要職を歴任。
日本学術会議会長、WHO コミッショナー 、 第一次安倍内閣、福田内閣においては日本初の科学技術担当の内閣特別顧問に就任。2011年12月には日本の憲政史上初となる国会の立法による東京電力福島第一原子力発事所事故調査委員会の委員長(~2012年7月)、この「国会事故調」の活動に対してアメリカ科学振興協会(AAAS)からアジア出身者として初めて「科学の自由と責任賞」を単独受賞されています。2014年4月英国キャメロン首相によるG8サミットに始まったWorld Dementia Councilのメンバ―、2021年6月副議長、2020年7月には新型コロナウイルス対策の効果を検証するAIアドバイザリー・ボードの委員長など。現在は、世界のシンクタンクランキングでは医療政策分野で世界のトップ3に入る日本医療政策機構の代表理事など。
専門は内科学、腎臓学、医療政策、科学・科学技術政策など。
国際的な視野で未来を見据えたヴィジョンと医学というサイエンスと制度にかける情熱は、多くの医療者のモデルとなっています。
先生のお話はユーモアも溢れ、大変興味深い講義内容となっております。
町先生より、「日米で臨床・教育・Professorをされ日本の医療政策にも参加されて国際的に活躍されている黒川清先生は、医療界を超えて様々な業界で日本だけでなく世界の動向に見識が深く、未来の日本に期待と憂いを持っておられます。日米での医療や教育を語り、医学生・研修医・若手医師に様々なサジェスチョンを下さります。現在未来の日本世界を担う皆さんに必ず有意義なClassになります。参加者の質問にも十分答えて下さるでしょう。特に世界に羽ばたきたい若者は必見です。」
黒川清先生の「JrSr 〜未来の医師への贈り物〜」YouTubeインタビュー動画はこちらです。是非ご覧ください。
第4回 6月1日(土)
第一講義 12:30 - 14:00 (日本時間)
Basic Physical Diagnosis
徳田 安春 先生
群星沖縄臨床研修センター
講義紹介文
「フィジカル診断エクセレンス」は、一定の時空間の中で正確な診断をタイムリーに行うことを意味する。そして「フィジカル(身体診察)」は、迅速・簡便・低侵襲・低コストであり、診断エクセレンスのための必須スキルであるとされている。また、全人的なヒーリングにもつながるタッチとしての役割もある。しかし、既存の教科書を読むだけでは、「エクセレンス」をもたらすフィジカルのノウハウを習得することは困難であるとされている。そこで今回は、リアルケースを基にした写真や動画で身体所見の基本をマスターできる講義をお届けする。
【講師紹介文】 徳田 安春 先生
沖縄生まれ。琉球大学医学部卒。沖縄県立中部病院、聖路加国際病院、水戸協同病院・筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター教授、JCHO本部顧問などを経て、 2017年より現職。ハーバード大学公衆衛生大学院修士(MPH)。筑波大や東京医科歯科大などの5大学の客員/特任/臨床教授。茨城県医療大使。NHK総合診療医ドクターGに過去6回出演。ブログ「燃えるフィジカルアセスメント」と「総合診療医からの健康アドバイ ス」を配信。Xの@yasuharutokudaで健康情報、 メルマガで最新健康情報も配信。著書多数。
「JrSr 〜未来の医師への贈り物〜」徳田安春先生のYouTubeインタビュー動画はこちらです。是非ご覧ください。
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第4回 6月1日(土)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
集中治療の基礎知識〜バイタルサインを考える
加藤 良太朗 先生
板橋中央総合病院 病院長
講義紹介文
バイタルサインは「バイタル」と言われながらも、軽視されることが少なくない。この講義では、血圧や心拍数などバイタルサインについて生理学を交えながら説明する。バイタルサインの変化を読み取り、病態を把握し、臨床現場で活用するための基礎知識を学ぶことを目標とする。
【講師紹介文】 加藤 良太朗先生
1999年東京大学医学部卒。帝京大学医学部附属市原病院(当時)麻酔科、米国ワシントン大学医学部内科、同大学ロースクール、米国セントルイス退役軍人病院内科(ホスピタリスト部門)、米国ピッツバーグ大学医学部集中治療科などを経て、2015年より板橋中央総合病院総合診療内科主任部長兼副院長。2019年より同病院院長。板橋中央看護専門学校、国際医療福祉大学医学部や米国ハワイ大学医学部でも学生や研修医の指導にあたる。総合内科専門医、米国集中治療専門医。ニューヨーク州弁護士。東京医科歯科大学臨床教授。日本医療教育プログラム推進機構(JAMEP)理事。監訳書に「ワシントンマニュアルー患者安全と医療の質改善」(MEDSi)など。
「JrSr 〜未来の医師への贈り物〜」加藤良太朗先生のYouTubeインタビュー動画です。是非ご覧ください。
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第5回 6月15日(土)
第一講義 12:30 - 14:00(日本時間)
The Fundamentals of Medical Oncology
山内 照夫 先生
ハワイ大学がんセンタートランスレーショナル・臨床研究プログラム、教授
講義紹介文
The lecture will provide a comprehensive overview of medical oncology and the nature of its practice.
【講師紹介文】山内照夫 先生
1988年鹿児島大学医学部卒業。聖路加国際病院内科で研修後、1994年に渡米し、がん基礎研究に従事。2001年ハワイ大学内科研修、2006年フロリダ州モフィットがんセンターで血液・腫瘍内科研修を経て、2009年に帰国。聖路加国際病院腫瘍内科部長として2023年3月まで勤務。現在はハワイ大学がんセンター臨床教授、クイーンズメディカルセンター腫瘍内科医としてホノルル在住。
「JrSr 〜未来の医師への贈り物〜」山内照夫 先生のYouTubeインタビュー動画はこちらです。是非ご覧ください。
第5回 6月15日(土)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
医師のプリフェッショナリズム
山内 英子 先生
University of Hawai’i Cancer Center
講義紹介文
医療現場でも、AIの導入がすすみ、遠隔医療もできるようになり、目覚しい変革の時代です。そのような中で、医師としてのプロフェッショナリズムとは。講師自身、日本での研修を終えて、アメリカでの研究生活、レジデンシートレーニングから、日本へ帰国し、日本で診療にあたるのみでなく、様々な医療問題を考え、そして、昨年、またアメリカの臨床に戻り、その両方の視点から、大きく変わり行く医療現場で活躍することになる皆さんと共に一緒に考える時間になればと思います。
【講師紹介文】 山内英子 先生
1987年順天堂医学部卒業。聖路加国際病院外科レジデントを経て、1994年渡米。ハーバード大学、ジョージタウン大学でリサーチフェローおよびインストラクター。ハワイ大学にて外科レジデント、チーフレジデントを終了後、ハワイ大学外科集中治療学臨床フェロー、南フロリダ大学モフィット癌研究所臨床フェロー。2009年4月聖路加病院乳腺外科医長をへて、2010年6月より聖路加国際病院乳腺外科部長およびブレストセンター長。2017年4月より聖路加国際病院副院長。2023年よりUniversity of Hawai’i Cancer Center。日本乳癌学会理事。日本外科学会理事。国立がんセンター理事。
「JrSr 〜未来の医師への贈り物〜」山内英子先生のYouTubeインタビュー動画です。是非ご覧ください。
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第6回 9月7日(土)
第一講義 12:30 - 14:00 (日本時間)
Sepsis
内山 良 先生
University of Hawaii, Global Health and International Medicine Programs, Faculty Advisor
第6回 9月7日(土)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
島根発!NeuralGP プロジェクト
坂口 公太 先生
島根大学医学部附属病院総合診療医センター助教
第7回 9月28日(土)
第一講義 12:30 - 14:00 (日本時間)
ABC's of Geriatric Medicine
樋口 雅也 先生
Harvard Medical School / Massachusetts General Hospital
第7回 9月28日(土)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
(未定)
佐々江 龍一郎 先生
NTT 東日本関東病院
第8回 10月12日(土)
第一講義 12:30 - 14:00 (日本時間)
OET Mastery: Essential Strategies for Medical English Success
押味 貴之 先生
国際医療福祉大学医学部 医学教育統括センター 教授
第8回 10月12日(土)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
USMLEの問題を見てみよう(内分泌学)
三好 智子 先生
岡山大学学術研究院医歯薬学域(医)総合内科学 くらしき総合診療医学教育講座 准教授
第9回 10月26日(土)
第一講義 12:30 - 14:00 (日本時間)
初学者が学べきAI時代のPhysical
和足 孝之 先生
京都大学医学部附属病院総合臨床教育・研修センター 准教授
第9回 10月26日(土)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
プライマリ・ケア101(仮)
伊藤 真次 先生
久道医院 院長
第10回 11月9日(土)
第一講義 12:30 - 14:00 (日本時間)
国際社会に向かって
蒲 章則 先生
群馬大学WHO協力センター
第10回 11月9日(土)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
Building an effective problem representation to boost your clinical reasoning skills
野木 真将先生
クイーンズメディカルセンター ホスピタリスト
第11回 11月23日(土)
第一講義 12:30 - 14:00 (日本時間)
総合医とは?
松下 達彦 先生
玉川病院 総合内科
第11回 11月23日(土)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
Near Death Experiences and Consciousness
Joel Branch 先生
Yao Tokushukai General Hospital, Osaka
第12回 12月14日(土)
第一講義 12:30 - 14:00 (日本時間)
【特別企画】
12月14日の2講義は、愛知県長久手市の日本介助犬協会「シンシアの丘」からハイブリッドで実施する予定です。インタラクティブな講義を予定しております。
犬と共に楽しくリハビリテーション ~介助犬・Dog Intervention (動物介在療法)~
高柳 友子 先生
社会福祉法人 日本介助犬協会
第12回 12月14日(土)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
【特別企画】
12月14日の2講義は、愛知県長久手市の日本介助犬協会「シンシアの丘」からハイブリッドで実施する予定です。インタラクティブな講義を予定しております。
Pet Loss and Pet Therapy at the End of Life
森田 亜紀 先生
グリーフ&ブリーブメント研究所
第13回 12月28日(土)
第一講義 12:30 - 14:00 (日本時間)
Taking a good patient history in English
Gautum Deshpande 先生
順天堂大学、総合診療科、特任教授
第13回 12月28日(土)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
病歴の取り方(History taking)
金城 紀与史 先生
琉球大学医学部
第14回 1月11日(土)
第一講義 12:30 - 14:00 (日本時間)
大学堕落論(仮)
岩田 健太郎 先生
神戸大学病院 感染症内科 教授/診療科長
第14回 1月11日(土)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
(未定)
矢田 圭吾 先生
聖路加国際病院小児外科 副医長
第15回 1月25日(土)
第一講義 12:30 - 14:00 (日本時間)
(仮)Navigating Medical English Dialogues: Communicating with Confidence
ビークロフト三枝 絵美 先生
ハワイ大学 外科・国際医療医学オフィス
第15回 1月25日(土)
第二講義 14:30 - 16:00 (日本時間)
Words of wisdom which may change your future/career
町 淳二 先生
ハワイ大学 外科教授・国際医療医学オフィス・ディレクター