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HMEP-HITH - JS Match体験記

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マッチ体験記

2020年度7月から米国residentとなるJSプログラム卒業生の合格体験談です。
今後matchを目指す皆さんのために、Matchまでの経過・Match準備で成功したこと、失敗したこと・Future Career・絶対やるべきこと・お勧めすること、しないこと などを記載してもらいました。静岡医療センター勤務のJSプログラムレジデント2名の他、イレギュラーな形でのJSプログラム修了者1名も掲載しています。

鶴田 統久

静岡医療センター救急総合内科

Match!!!!!!!!

 

Aloha!!!

今回University of Hawaii General Surgery Residency Program (Categorical)にMatchした鶴田統久です。

○自己紹介 -----簡単な自己紹介です。

略歴:

2016年 佐賀大学医学部 卒業

2018年 亀田総合病院 初期研修医(外科系プログラム)修了

2019年 U.S. Naval Hospital Okinawa(USNHO) Japanese Fellow 修了

2020年 J S program resident 修了

2020年 University of Hawaii General Surgery Categorical Resident

・海外生活歴

小学6年〜中学3年までNY在住。英語に関してはこの期間に身に付けたものの、それでもResidency MatchにはInternational Medical Graduates(IMG;米国以外の医学部卒業者)という立場で不利な状況に変わりありませんでした。

 

・Green Card(永住権)保持

一見有利に思えるがIMGの多くはアメリカに移住し応募してくるためすでにV I S AやGreen Cardを持っている人が多く、そこまで有利にはなりませんでした。

 

・臨床経験

大学時代、初期研修時代、沖縄海軍、J S programでの臨床経験は私にとってはとても貴重になったと思います。
臨床への姿勢とチームとの関わり方は実臨床をしていてこそであり、Observationでそこを評価されてのMatchだと思っています。
指導していただいた先生方には大変感謝しています。

 

○Matchまでの経過

STEP1              大学6年 8月 (2015年)

Hawaii observership  亀田総合病院初期研修医 2年目 12月(2017)

STEP2CS           USNHO 8月(2018)

STEP2CK           JS resident 6月(2019)

ECFMG certificate   JS resident 7月(2019)

Match apply         JS resident9月(2019)

Hawaii observership  JS resident 2019年11月(2019)

Match 2020年3月

 

○Match準備での成功事項、失敗事項

<成功>

・事前準備

約1年前から一般外科のプログラム数やプログラムの特徴、I MGの多さなどをFREIDAで調べてまとめていたため、どのプログラムにapplyするかは比較的スムーズに厳選出来た気がします。

・コネクション作り

もちろんJS programに所属しているためUniversity of Hawaiiにはコネクションができます。それに加えて様々な学会に参加しコネクション作りを行いました。

また、海軍の歴代の先輩方にも連絡をとり、その先輩方のコネクションで面接に呼んで頂いたプログラムもあります。

コネクションはSTEPの点数と同様にとても大事な要素です。とても大事です。

 

<失敗>

・臨床に力を入れすぎた

当初は亀田総合病院 初期研修医時代にCKとCSを受けて、海軍時代にMatchする予定でした。しかし、初期研修医の時は臨床が楽しく、かつ、まとまった時間をテスト勉強に割く時間がなく細々と続けた結果、、、初期研修医の時には受けられませんでした。
USNHO時代にCSを受験し、CKを合格できる状態までもって行けたのは幸いでした。また、最終的には臨床の部分を評価してもらったため結果的にはよかったですが今でも初期研修医時代にどちらかは受験していれば、、、と思う事はあります。

 

○Future Career

私は学生の頃から外傷に関わりたいという強い希望がありました。そのため、整形外科、消化器外科、救急科等考えていましたが、米国には外傷外科が確立されており外傷チーム、とそのシステムが構築されている事を知りそれ以降はTrauma Surgeonを目指しています。
General surgery residency 修了後はTrauma surgery もしくはAcute care surgeryのfellowshipに進む予定です。

日本は米国に比べれば外傷は少なく、システムも構築されておらず、チームとしても機能している外傷チームが日本に幾つ存在するか、、、。という状態です。
外傷診療の全てを変える事は不可能に近いですが、少しでも日本の外傷診療を変えていけるような米国と日本の橋渡しのような存在になればと思っております。

 

○Must to do

・High STEP exam score

これは言うまでもありません。とにかくできるだけ高得点を目指してください。

しかし、低くてもMatchできない訳ではないのでその他のアピールポイントを探してください。

・neat CV 

CVは科によって先生によって様式が多少変わります。様々な先生に見ていただき、修正し、そして自分の希望する科の先生もしくは信頼する先生が修正したCVを最終的には採用してください。

・well written Personal Statement

PSもCVと同様ですが、自分がやりたいこと、なぜ米国でないとダメなのかと言うことをしっかり伝えることが重要です。また、プログラムにどの様な恩恵があるか等を完結的に1ページで伝えられる様に何度も修正してもらいました。

・Obsevership or clinical clerkship

コネクションを作るにはやっぱり行って、見て、アピールするしかないです。そのためには学生の時にClinical clerkshipに行けるなら足を運び、医師になったらObservationに行くしかないです。どちらも人と人とのコミュニケーションが基本なので英語が話せて、臨床に長けていて、欲を言えばresearch mindがあることがやはり重要だと思います。

 

○Do’s and Don’ts

<Do’s>

Must to do に同じでSTEP exam, CV&PS, connectionです。

その他できることとしたら、論文を書くことです。

ケースレポートや後ろ向き研究でいいので論文を数本でも書いているとリサーチマインドがあると示せるのと、話題のタネにもなります。
また、渡米して臨床に四苦八苦しながら論文を書くのは難しいため、その様に論文を書けばいいかだけでも日本で習得してくのは大切かと思います。

 

<Don’ts>

・あまりありません。これを読んでいる皆様はほとんど計画性を持って渡米するはずなので大丈夫だと思いますが、強いて言うなら無計画でSTEP examやMatchingに挑むことです。

 

○Jr Srのサポートで良かった事

・Hawaiiへのobservershipの斡旋

1ヶ月のobservershipをJS programを通して交渉と手続きを含めサポートしてくれます。宿泊所や空港までの送迎もしてくれ大変助かります。
お金のサポートはありませんが、この1ヶ月が直接Matchに繋がりとても有意義なものとなりました。

 

・Interviewの休み

これは交渉次第ですが、基本的にInterviewに関して、休みは他の施設やプログラムと比較すると取りやすいと思います。
しかし、それまではみっちり働く必要がありますが、 Interviewの休みを取れるなら仕方がありません。

 

・外科手術の経験を積めたこと

基本的にはSMCはまあまあ忙しい市中病院です。私の場合はテストに受かってからは執刀医として数々の手術をやらせて頂きました。周術期管理や集中治療管理も主導でやらせてもらいました。
臨床力を落とさずに海外を目指すことのできる数少ないプログラムだと言っていいかもしれません。しかし、人によっては臨床に重きを置きすぎてMatchに時間を割くことが難しくなる人もいるかもしれません。
できるだけその人にあった働き方ができると思いますが、自分が臨床をしながら海外に行けるかは自分で見極めてください。

 

・同じ志の仲間がいること。

多分これが一番大きいです。普通の後期研修制度もしくは新専門医制度に則って研修を始めると、海外の病院見学に行く、もしくは臨床留学を目指すために時間を割く事は難しくなると思います。
しかし、SMCでは同志がいるため、その忙しい中でもお互いを刺激し合い目標に進んで行くことが出来たと思います。
これからもっと同志が病院内に増えより良い刺激になることを期待しています。

 

最後に,,,

ここまで来るためには家族の支えがあり、仲間、先輩、後輩の叱咤激励がありました。それがあってこそ私はやっとスタートラインに立てたところです。これからが勝負です。米国で教育を受けた医学部卒業生と競争しなければなりません。
日本ではどの様な経歴を持ってようと米国では一からのスタートで、臨床力や技術力で秀でなければ残る事はできません。これからも様々な方にお世話になり、かつ、後輩達がこの道に進める様に切磋琢磨する所存です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。私に何か手伝えることがあれば町先生経由でもいいので連絡をいただければと思います。

Mahalo!!!

 

木村 信彦

静岡医療センター救急総合内科 非常勤
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 救命救急センター 助教


しぶとく諦めず、ぶれずにキャリアを選ぶ

 

2020年3月、米国レジデンシーのマッチングの発表があり、無事にハワイ大学内科プログラム(University of Hawaii Internal Medicine Residency Program)にマッチしました。 

京都府立医科大学を2010年に卒業し、札幌の手稲渓仁会病院での初期研修および救急研修、在沖縄米国海軍病院インターン、東京ベイ浦安市川医療センターでの救急後期研修を経て現職に至ります。卒後10年目でようやく米国レジデンシーのポジションを得ることが出来ました。
 

思えば、米国への臨床留学を目指す中で、様々な紆余曲折がありました。 

私が臨床留学を初めて夢見たのは医学部2年生の夏休みに、ボストンの語学学校に1ヶ月短期留学した時でした。今から15年も前になりますが、ハーバードの病院群を見たときの衝撃、アメリカの医療の規模・パワーに愕然としたことは鮮明に覚えています。 

ですが、大学時代には周りに臨床留学を目指していた人も、USMLEの勉強をしている人もおらず、First Aidと言うUSMLEの対策本を購入しても全く勉強に身が入りませんでした。 

卒後の自分のキャリアでは、臨床留学経験者が多い病院を意識的に選びました。
中でも1年目研修医の時にちょうどアメリカから帰国された本田仁先生には厳しくご指導いただき、その圧倒的な臨床能力は衝撃的でした。出来の悪かった自分のことを、研修終了後も継続的に応援し続けてくださいました。医師人生が始まってすぐにメンターと呼べる先生と出会えたことは幸運なことでした。 

海軍病院では目的意識のはっきりした優秀な同僚ばかりで、同期はどんどん渡米して行きました。その後、東京ベイ浦安市川医療センターの救急科でフルタイムで働きながら、留学準備が思うように進まず、「自分は本当に留学できるんだろうか?このまま留学できずに終われば、何にも残らないのではないだろうか?」と焦りや恐怖心に苛まれる毎日でした。ですが、東京ベイの救急外来で働きながら、救急患者を受け入れる際の、救急—総合内科—集中治療という軸の重要性を痛感し、日本での救急後期研修終了後にアメリカで内科と集中治療を学びたいと強く思うようになりました。

救急・総合内科・集中治療のそれぞれのスペシャリストの存在も大切ですが、その三つの立場を俯瞰的に見られる人間も必要ではないか、と考えるに至りました。また、救急科の志賀隆先生や集中治療科の則末泰博先生など臨床留学後の先生と直接働く機会をえることでモチベーションも維持されましたし、留学から帰国後にどのように振舞うべきか、多くの示唆を得ました。 

 

卒後8年目の4月から6月までの3ヶ月、意を決してフリーターになり、最後に残っていたUSMLE Step1を受験しました。働きながらでも並行して勉強ができる方や学力に余裕がある方には全くお勧めできる方法ではありませんが、凡庸な私には、その方法しかありませんでした。それまでは留学自体を諦めようか悩んでいる自分がいましたが、逆にそこで退路を絶ったことで、何としても留学を形にするしかない、と泥臭く地を這ってでも前に進む決意のようなものができた、と思います。 

 

無職の3ヶ月は文字通り勉強・勉強の毎日でただでなくても陰鬱とした気分になりましたが、7月以降に働くことになっていた病院から就職取り消しの話があり、突然行き場をなくし人生のどん底でした。精神的にもかなり追い詰められていましたが、困り果てて東京ベイの元センター長の藤谷茂樹先生にメールをすると、数時間後にお電話をいただき、聖マリアンナという働き場所を与えてくださいました。現職場の聖マリアンナ医大横浜市西部病院の皆さまには入職以来迷惑をかけ続け、何度も日米の行き来をさせていただきました。
藤谷先生からご紹介いただいたハワイ大学の町淳二先生にも力強いサポートをいただきました。昨年JrSrを通じて行かせていただいたKuakini Medical Centerでの1ヶ月の研修が結果的にはマッチにつながったと言えるでしょう。 

 

今の自分があるのは、自分の才能や努力ではなく、周りの人々に恵まれ、支えられたことによる、と感じています。そして、マッチングの勝因として唯一挙げられるとすれば、しぶとく諦めず、ぶれずにキャリアを選んできたことで、その過程で一緒に働けた先生方に恵まれ、力強く応援していただけたことだと思います。途中、「アメリカなんて行っても意味ないよ」「アメリカなんて行けると思ってんの?」などと心ない言葉を投げかけられることもありましたが、自分は、これから留学を目指している人・目指してはいるが自信を持てずに悩んでいる人には “If you can dream it, you can do it.”というウォルト・ディズニーの言葉を伝えたいと思います。

日本の医療をより良くするためには、また日本の医療の良さを世界に知ってもらうには、医学界における国内外の人的交流は欠かせません。私一人でできることは限られていますが、後に続こうとする人がいれば、心から応援し、できる限りサポートしたいと思います。 本当に多くの方に支えられましたので、それが、私のできる恩返しであり社会貢献だと思うのです。 

 

今年1月、マッチングのインタビューツアーも終盤となり再びボストンを訪れた際に、ボストンコモンという公園で、15年前と同じように戯れるリス達を見ながら、この15年の道のりを思い返し、涙が止まりませんでした。悩み苦しみながらも、やり切った、という感情でした。This is it!と思える人生の目標を見つけ、挑ませていただけたことに感謝いたします。 

今までは周りの方々から与えられるのみの人生でしたが、これからの15年は与えられるのみでなく、自分の周りの社会や母国の医療への貢献を微力ながらしていきたいと思います。 

 

 

黒田 格

富山大学附属病院総合診療部


諦めないこと、そして常に謙虚さを忘れないこと

  富山大学附属病院総合診療部の黒田格と申します。略歴、自己紹介などを以下に記載します。

略歴:
2013 金沢大学医学部卒業

2013-2016 沖縄県立中部病院初期研修+後期研修1年目

2016-2018 沖縄県離島(南大東島)へ単独赴任(後期研修2-3年目)

2018-2019 在沖縄米国海軍病院

2019-2020 富山大学附属病院 総合診療部に所属しながらMatching挑戦

自己紹介:
もともと総合診療医として地域医療に貢献したいと考えており、そのために、Family physicianが専門医として確立し長い歴史を持つアメリカで学びたいと学生の時から夢見ていました。沖縄で経験を積んでもその意思は変わらず、アメリカでFamily medicineを学び日本へ還元したいとさらに思いを強くし、医師7年目でMatchingに参加しました。

 <自分の強み>
Family medicineを学びたい背景と目的がはっきりしていること、日本での経験がありResidencyに活かせる知識と技術があること、と主張し面接でも強調しました。

 <自分の弱み>
英語力が圧倒的に足りないこと、USMLEの点数が良くないこと、と心得、英語は海軍病院で1年間必死に勉強し(他の期間はオンライン英会話とNHK World ・YouTubeの教育動画、映画やTOEFL 教材などで勉強)、USMLEの点数は履歴書(CV)の他の記載を充実させたり(ボランティアの経験やケースレポート投稿・学会発表歴など)、志望動機書(PS)を沢山の方に校正を依頼し質を上げたりすることでカバーしました。

 

Matchまでの経過とMatch準備上の成功事項、失敗事項:

USMLE Step1は医学部6年生で、Step2 CKは医師5年目で、Step2 CSは医師6年目に海軍病院在籍中の8月に取得しました。Step1とStep2 CKはもっと準備してから受ければよかったと今でも後悔しております(どちらも3-4ヶ月ほど)。逆にStep2 CSは、海軍病院在籍中に上司や同期と4ヶ月必死に準備して挑めて本当によかったと思っております。英語に不安があった私は、これがなければ絶対一発合格できませんでした。Matchでの面接は、ハーフの友人とFace to faceで、米国在籍中の日本人医師2名とオンラインで1ヶ月間練習していただきました。ハーフの方に指摘してもらえるのがすごくよかったですが、こちらももっといろんなアメリカ人とやっておけばさらにいい面接にできたなと反省しております…

 Matchingの年に、Hawaiiに1ヶ月間(10月)Observationに行かせていただきました。後述の通りこのObservationは町先生を始めJrSrに支援していただいたお陰で実現しました。

Interviewは5箇所offerをいただきました。この5箇所全てRankにリストし、最終的にNY州の郊外SyracuseにあるSUNY Upstate Medical UniversityのFamily medicine residency programにMatchしました。

 

アメリカ研修修了後の希望進路Careerと自身が将来どう社会に貢献するか:

 帰国後は地元富山で家庭医として働きつつ、北陸でプライマリケア医の役割が地域レベルでも浸透するよう広い視野を持って頑張りたいと思っています。家庭医療が地域に根付くことで住民—医師関係や多職種連携、他科専門医との関係など地域のあり方が大きく変わり、それが患者中心の医療に繋がると信じ日本に合った家庭医療のあり方を模索することで社会に貢献したいと考えています。

 

今後Matchを目指す人たちへの提言、Suggestion、Do's and Don'ts:

 諦めないこと、これに尽きると思いました!

 また、アメリカはコネ社会とはよく聞きますが、実際に沖縄で・海軍病院で・大学病院で築いた人間関係含め全ての繋がりが成功へと導いてくれ、最終的には大学時代にお世話になった恩師のサポートがこのMatchingの成功のカギとなりました。自分でProgram directorにメールしたことで面接に呼んでいただけたプログラムもありました。ですので、一つ一つの出会いを大切にし次につなげていく姿勢が大切と学びました。

 その際に常に謙虚さを忘れないこと、これによって沢山の方から沢山のことを吸収させていただきました。医師7年目としてのプライドもありましたが、満足したらそこで終わりだと思い常に学ばせていただく姿勢で取り組めてよかったと思っています。

 もちろん、全ては家族の理解とサポートのおかげです。家族への感謝が何より大切と切に感じました。

 

JrSrのサポートでよかったこと:

 町先生には、最初から最後まで1年半以上にわたり多大なるご支援をいただきました。ご多忙にも関わらず数々のご調整を行ってくださり、Hawaii研修をさせていただくことができました。語学のアドバイスも含め、関係各所へのご連絡、様々な相談に乗っていただくなど大変お世話になり、感謝してもしきれません。また、Hawaii研修に際して伊藤さんには、Hawaiiでの滞在先や現地での相談先をご紹介いただくなど色々なセッティングをしていただき不自由なく研修に打ち込むことができました。
関係者の皆様方に心より感謝申し上げます。