HMEP-ER

沼津市(人口21万1千人)と、三島市(人口11万4千人)のほぼ中間、狩野川と黄瀬川の合流点に近い駿東郡清水町(人口3万3千人)に所在し、北に富士山を東に箱根連山を望み、近くには富士山の湧水が造る柿田川を有する景観と温暖な気候に恵まれた土地です。HMEP-ERはこの地域の救急医療に貢献しています。

メンバー

大屋 聖郎 (おおや せいろう)
静岡医療センター/ハワイ国際教育病院 (SMC/HITH) 救急総合診療科、またハワイ医学教育プログラム (HMEP) 総合責任者の大屋です。
令和元年よりハワイ大学と提携した国際標準の医療と教育を展開しています。
また令和2年度より医学生の臨床実習 (HMEPCC) を開始しました。
さらに令和3年度には当科の常勤医が10名を超え、院内でも大きな役割を担う組織にまで成長しています。
引き続きProject leaderの町先生のもと、また国内外の外部講師のお力を頂戴しながら、医学生、若手医師、またこのProjectに関わる全ての方々がそれぞれの目標を達成できるように尽力していきます。
どうぞ宜しくお願い致します。
(写真右側は、ハワイ大学医学部長のDr. Hedges)

(左側はOregon Health & Science University EM ProfessorのDr. Daya)
(右側はProject Leaderの町先生)

SMC-ERの今

Clinical Practice

年間救急患者数 約4,000

来院方法:

  ドクターヘリ 約30

  救急車 約2,500

  ウォークイン 約1,500

適切な初期診療と、その後の内科系入院診療を行っています。

Education

米国基準の医学生、初期および後期研修医の教育を実践しています。
日々の ER Case Conference、週1回のER Lecture(Dr. 大屋)に加え、以下のInternational Conferenceを実施しています。
・現地開催
Alan Lefor(外科), Gautam Deshpande(内科:米国), Joel Branch(内科:英国)とそれぞれ月1回のカンファレンス
・Web開催
EM Professor Dr. Daya,Intensivist Dr. 内山,Hospitalist Dr. 石山,Trauma Surgeon Dr. 松島とそれぞれ月1~2回のWeb カンファレンス

またハワイ大学シミュレーションセンター(SimTiki)および株式会社京都科学と協力してシミュレーション教育の充実化を進行中。


Research

2020年アナフィラキシーに関する論文がThe Journal of Emergency MedicineよりPublishingされました。
https://www.jem-journal.com/article/S0736-4679(20)30685-5/fulltext
本研究は本邦初となる、また同時期に発表された米国のLiuらの研究、欧州のKraftらの研究と並んで世界初となる、二相性アナフィラキシーに関する多施設共同前向き研究です。
本邦での二相性アナフィラキシーの発症頻度、初期治療におけるアドレナリンの重要性などに関する知見を報告しました。
また2020年9月に開催された国際学会JSA/WAO Joint Congress 2020では、小児と成人のアナフィラキシーの特徴についての発表を行いました。
さらに現在JARG (Japan Anaphylaxis Research Group)と称して、国内約10施設による新たな多施設共同前向き研究を、主たる施設として進行中です。
その他ERならではの臨床研究も展開しております。

Academic activity

日本救急医学会において、救急科指導医、評議員として、また救急外来部門検討委員会、Point-of-Care超音波(POCUS)推進委員会、国際委員会などの委員として救急医学の発展のために活動中。

2020年11月に開催された救急医学会総会では、2つのシンポジウムにおいて登壇させて頂きました。